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Touch NIPPON.

​企業スローガン

Touch NIPPON.

今日、日本の精神文化は断ち切られようとする危機を迎えています。若者は大人に耳を貸さず、自分が何者であるかわからなくなり、お年寄りは、かつての日本で払われていたような敬意を受けることが、ますます難しくなってきました。

 

はる家は、「Touch NIPPON.」を企業スローガンに、日本の精神文化を結びます。

 

Touch NIPPONでは、JAPANではなく日本を強調するために、あえてNIPPONと表音表記しました。「Touch=触れる」には、「見る・聞く・味わう・嗅ぐ・さわる=5感」をきっかけに、ただ見た、ただ聞いた、ただ食べた、ただ行った、で終わらず、「心に触れる」まで達して頂けるよう、お役に立てることなら、なんでもしようとの企業姿勢を込めています。

 

また、日本の精神文化というと、古くさく思われる向きもあるため、新しさを演出し、海外を含め幅広く心ある方々に響くよう、英語で「Touch NIPPON.」と表現しています。

 

はる家は、日本の精神文化が思い起こされ、身近になり、今と昔と、将来とが、いつまでも結ばれ続けていくために、「Touch NIPPON.」を企業スローガンに掲げる企業活動を、今後100年、1,000年かけて展開してまいります。

​代表挨拶

はる家は、今年12年目を迎えます。会社法人が設立されてから10年後に残っている確率(会社生存率)は6.3%(国税庁調査)と言われています。100社が起業すれば、10年後には6社になっている計算です。確かに、この10年間を見ても、経営環境は劇的に変わっており、変化のスピードは年々増しています。

20年後の会社生存率は0.4%。100社では殆ど倒産しており、1,000社あって、はじめて4社残るという、極めて厳しい現実を直視し、本当の実力が問われる10年が、はる家の只今の10年です。

 

そもそも私たちが企業スローガンとして掲げる「Touch NIPPON.」は、10年や20年でお終いというわけではない、100年、1,000年の事業と考えています。30年以内に 99.98% が消滅しますので、30年〜100年後の企業生存率は0.02%以下です。10,000社に2社もない、その1社を目指して、今日なにができるか。12年目の会社には分不相応なようですが、遠き行く末を見据え、初心を忘れず精進を続けてまいる所存でおります。

 

有限であり貴重な人生を、より有意義に。建物、ご先祖様を含め喜んで頂けますよう、厚顔ながら有難いお叱りやご意見、ご評価とを頂戴しながら、大道を誤り信義を失うことがないよう、また世界の進運に遅れることのないよう意を注いでまいります。

 

​株式会社はる家 創業初代 小林 祐樹

はる家5軒目 『はる家 ならまち』

平成29年 開業

この度、株式会社はる家は、5軒目の『はる家』を、奈良にオープンいたします。

 

はる家は、「Touch NIPPON.」を企業スローガンに京都で開業し、おかげさまで5年になろうとしています。皆さまと仕事を通してお話する中で、日本文化への誘(いざな)いが京都ならば、その心の流れは日本文化の源流である奈良に通じているとの思いを深くしています。日本誕生の場所として、日本文化の骨子となった価値観が奈良で芽生え、京都で発展をとげました。日本文化の故郷、産土神(うぶすながみ)の宿る「産みだす奈良」は、「Touch NIPPON.」を企業スローガンに掲げる『はる家』にとっても原点回帰の場所です。

 

「奈良」とは、「良いことを大きく示す」と書きます。この反対が「奈落」、落ちることを大きく示すと書いて、地獄の意味です。奈良とは、この世の天国、浄土、仏教臭を抜いて「日本の理想郷」のことです。建国にあたって理想的な国にしようと、先人がつけた名前です。では、「日本の理想郷」とは、どのようなものであったのでしょうか。その思いと試みの全てが、奈良に今もそのままの姿で残っています。全世界に比類ない奈良の魅力は、日帰りではご理解いただきにくいものがございますので、ご宿泊、それもお手頃な価格で、長期滞在で、感じていただければと思います。

はる家の歩み

『はる家』は、平成23年に1軒目「はる家 東山」の京都でのオープンを皮切りに、はる家Aqua、はる家Book、はる家Terraceと開業を続けてまいりました。その地域独自の歴史や文化を最大限に掘り下げ、日本の精神文化に深く触れる機会を提供しています。

そして、5軒目となる『はる家 ならまち』は、日本の故郷とも言える奈良にて開業いたします。農家や漁家、ものづくりに携わる方々、伝統文化を継承されている方々と、旅行客を結びつけ、既存市場の奪い合いではない新市場の創造、観光を通じて日本を元気にする健全な観光産業づくりへ貢献してまいります。

低価格でありながら、伝統建築の設えに至るまで、質の高い滞在空間を備える「五方よしの宿」の進化に、今後ともご期待いただければ幸いです。現在、6軒目「はる家 明日香(奈良県・明日香村)」の開業にむけて準備を進めています。

建物の有効活用をお考えの方へ

京都市と立命館大学が中心となって行なった、平成20年から22年までの統計調査によると、京都市内には、町家と呼ばれる建物が約47,735軒、確認されています。ここでいう「町家」とは、昭和25年以前に建築された日本家屋を指しています。

その内、約800件が、1年間に取り壊されていると言われています。修繕費がかさむ、相続税が高いなどの理由から、取り壊して駐車場(コインパーキング)にされる事例が増えているのが最近の傾向です。 

47,735÷800ですから、単純に計算すると、約60年後には、京都から町家はなくなっていることになります。もちろん実際にはそのようにはならないものですが、『はる家』では、町家を貴重な文化財と捉え、その魅力をお伝えすることで、建物の維持存続と有効活用に取り組んでいます。

 

『はる家』の町家再生の取り組みはNHKでも紹介されています。その他メディア掲載情報は「メディア情報」にてご覧いただけます。改修にあたっては、必要以上に手を加えることなく、町家本来の魅力をお伝えしてまいります。


お問い合わせ先

・電話番号 : 075-533-3310 

 (受付時間 8:30-14:30 / 16:00-21:00)

・Email : info@yado-haruya.com(24時間受付)

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